2013年5月12日日曜日

こどもと快話

会話ではなく快話がよいなぁと感じたことがありました

マーブルちゃんにはふたりのこどもがいます。

最近、こども達に怒ってばかりで仕事が遅くなる事もしばしばなので
会話をしていない日もあるほどです。

気をつけてはいても心に余裕がなくなる時があります。

そんな中、先日1冊の本を読んでとても『はっ!』とさせられる詩に出逢いました。




==『子どもの話を聴くときは』===以下転載====

1.子どもの声を聴くときは、教えてもらうつもりでね。
一生懸命、耳を傾けて、教えてもらおう、子どもの世界。
子どもの世界の扉はね、内側からしか開かないの。
信じるおとなに向かってね。



2.子どもの話を聴くときは、じっくり、ゆっくり、ゆったりね。
言おうと思うと時間切れ、中途半端は苦しいよ。
子どものつらさと言葉はね、外に出るまで時間がいるの。
待ってる間も、聴いてる時間。



3.子どもの話を聴くときは、『聴いてるサイン』を伝えてね。
あいづちうって、うなづいて、子どもの言葉を繰り返し。
不安な気持の子どもはね、小さな合図で安心するの。
『ぼくを分かってくれてるな』って。




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。。。。。まだまだ10までつづくのですが。。。

この詩のもとになった兵庫県の防災マニュアルは、阪神淡路大震災の子どもケアをしていた精神科のお医者さんたちがつくったものです。それに感銘を受けた劇作家の篠原久美子さんや自閉症のフリースクールの先生の土井幸美さんや二兎社さんの公演で根岸季衣さんが朗読されたり、またそれを聴かれた大河原町にある『えずこホール』の水戸さんがとても感銘されて、、、この本に掲載されました。


大切なこと思い出させてくれてありがとう!と、もしかしたら
わたしと同じように『はっ』とされるかたがいるかもしれないと
ブログに書きました。

転載させていただいたのは、
先日えずこホールからいただいた1冊の本の中にある文章です。
『藤浩志+えずこホール編 見る、聞く、話す、感じる、そして考える。』


2011年3月11日のあの日からの人と環境の変化や文化の崩壊、復興と帰郷できぬ人々の
思い、それに関わる人々、様々な職業の方の目線をもとに結論でもなく思いと事実を
綴った本でした。

ご興味がある方はえずこホールさんに問い合わせてみて下さいね。

追伸:こちらもどうぞ→
音声でも聴く事が出来ます!







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